ホテル&リゾーツ 南淡路~PART1~で紹介しきれなかった素敵なゴトカンたちを一挙ご紹介(^^)/
(リゾート気分を味わえる最高のホテル!!)
(黒を基調としたデザインで、かっこいい!)
(裏側には遊び心あふれるトリックアートも!!)
(淡路島といえば玉ねぎ!のかわいいキャラクターの自動販売機)
(トリックアートで飛び出る仕掛けも!!かわいいですね(^^)/)
それではここから生産者さんへのインタビューに行ってきます!!
(おしゃれな入り口)
今回は酒蔵見学と、インタビューをさせていただきました!
まるで社会科見学のようで知的探求心をくすぐられました(^^)/
千年一は明治八年創業の老舗の酒蔵で、伝統的な手作りで生産を続けているそうです。
因みに、以前は淡路島島内に50以上の蔵があったそうです。しかし今や2つのみだそうです。
(この中に大量の地酒が、、、!!)
そもそも日本酒は米を発酵させて作られています。そこでもっとも大切なのが温度管理だといいます。
まんべんなく発酵させ、温度によって発酵の速度を調節する。
その発酵の速度によって、作りたい糖度とアルコール度数を調節するのだといいます!
発酵の速度調節は繊細で、まるで赤ちゃんのように目が離せないといいます。
「人が寝ているからと言って発酵は止まってくれません。」大変さがうかがえる一言でした。
夜中に何度も起きて温度調節や米が入っている袋の位置を調節したりするそうです。
さらに、800キロにもなる米を蔵に運んだりと重労働もあり、なおかつ技術も必要。
そのため一人前の蔵人になるには何年もの修行が必要だといいます。
特に大吟醸と呼ばれるお酒は、ほかのものより更に手間と技術がかかっているこだわりのお酒だといいます。
また面白かった豆知識。それは、景気によって好まれる味が変わるということ!
時代によって求められる甘みが変わるというのはなんだか深いお話でした。
因みに今は甘みをしっかりと感じられるものがトレンドなんだとか。
伝統的な製法で淡路島の地酒にこだわる千年一さんのお酒が自動販売機で購入できるというのもまた面白いと感じました!
ゴトカンを手掛けるアイナスと意見交換を重ね、ラベルも千年一さんのほうでデザインしたそうです。
その商品を千年一カップにいれて販売中!
純米大吟醸をカップに入れて販売すること自体初の試みだったたいいます。
千年一さんのゴトカンは伝統と挑戦が混ざり合った魅力的な試みだと感じました!
(贅沢なひと時)
そしていよいよ念願の純米大吟醸をいただくことに!
ゴトカン自販機で購入したお酒と、千年一さんからお土産にいただいた升で飲むことに(^^)/
素敵な香りと、上品な甘み、そして普段飲んでいるものとは明らかに違う丁寧な飲み心地。。。
「贅沢させてもらってんなー」と思いながら幸せな夜を過ごしたのでした。(笑)
千年一の自動販売機に入っている目玉商品がもう一つ。
それはお酒と相棒級の相性を誇る、絶品おつまみ『淡路島産いのぶたポークジャーキー』!
さっそく生産者である嶋本食品へインタビュー!
代表取締役の嶋本さんからお話を伺ってきました。
(南あわじ市にある大きな飼育施設 『サングリエ牧場』)
そもそもいのぶたとはいのししと豚を掛け合わせてできる品種のことだそうです。
しかし、嶋本食品さんのいのぶたは特別です!!
それは、いのししと高級豚である黒豚を掛け合わせるこだわりのひと手間を加えているのです!
その名も『ゴールデン・ボア・ポーク』!!
(大きく育っているゴールデン・ゴア・ポーク!)
ゴールデン・ゴア・ポークのこだわりはまだまだありそうです。
それは、『なるべく自然に近い状態で育てる』ことです。
飼育の環境面ももちろんのこと、お産も人の手は一切加えず、自然に出産させているそうです。
人間の都合で生ませようとしないことがポイントだそうです!
(かわいらしい赤ちゃん)
更に餌もこだわりを持っているそうです。
「NON-GMO 非遺伝子組み換え」のトウモロコシと大豆を使用し、
腸をきれいにすることと、娯楽としてストレス発散のため酒粕を与えているそうです!
(ゴールデンゴアポークの娯楽 『酒粕』)
通常の豚は生まれてから6か月で出荷されるところを、
ゴールデン・ゴア・ポークは1.5倍の9か月もかけて育て上げるそうです!
そんなこだわりにこだわって育てられているゴールデン・ゴア・ポークで作られた贅沢ジャーキーを実食!!
(お酒と相性ばっちり!絶品ジャーキー)
少し濃い目の味付けは、お酒との相性がばっちり!
噛めば噛むほど出てくるお肉の味は最高でした(^^)/
続いては3年トラフグの聖地、若男水産に行ってきました。
(かわいい建物の若男水産さん!中ではお土産もある観光スポット!!)
若男水産がやっている3年トラフグの養殖は、今ではかなりの知名度のあります。
高級食材である3年トラフグはどのようにして養殖されているのか!?探ってきました!
(大きく育った養殖のトラフグ)
今回は前田社長自らお話を伺うことができました。
若男水産は、3年トラフグを始めてから3~4年目を迎えたそうです。
そもそも3年トラフグとは通常2年で出荷されるトラフグを3年間かけて育ててから出荷するというものだそうです。
養殖業者の間では、3年間の養殖のほうがおいしいのは周知の事実だそうです。
ただ、2年目から3年目の間でフグが死ぬリスクやコストなどを考えて手を出せないのが現状だそうです。
そんな中、若男水産さんの挑戦は大きな注目を集めています。
養殖において大変なのが、餌やりだそうです。
稚魚の時と成魚の時での餌やりの回数が違い、寒い時期と暑い時期でも違うそうです。
(餌やりの様子)
(出荷シーズンが近づくと肥やすためにフグに与えるフルセという餌)
そして様々な試行錯誤の上で成功したのが3年トラフグなのだそうです。
しかし、試行段階で多くの失敗もしたそうです。それでもあきらめずに育てた結果が今だといいます。
出荷の回転数を求めるのではなくおいしさを求め、手間暇かけてゆっくり育て上げることがおいしくなる秘訣だといいます。
このようなこだわりの3年トラフグが入った3年トラフグカレーがゴトカンで食べられるとはこれまた贅沢!
(写真では伝わりにくい!!!笑)
3年トラフグカレーは、フグから出た甘みが感じられるとてもおいしい一品でした!
中にフグも入っていて出てくると「ラッキー!」と幸せを感じました。(笑)
ふわふわでカレーとの相性もばっちりでした!!
最後までお読みいただきありがとうございます(^^)/
今回たくさんの取材をさせていただいて、たくさんの出会いがありました。
ゴトカンの設置場所にも生産者さんたちにもそれぞれストーリーがあり、非常に楽しかったです!
今後も更なる出会いを求めて、ゴトカンを楽しんで発信していきます!